テッコウ ジョウカイ

テッコウ ジョウカイ

妄想生態記

ジョウカイボン科のなかで大型の部類になる。

皮膚炎を起こすカンタリジンよりも毒性の高い有機化合物を血液中に持ち、その濃度は5~8%と非常に高い。

刺激を受けると、前脚の第二関節付近から体液を分泌する。体液に触れると重度の火傷を起こす。

この蟲を乾燥させ、粉末にしたものを毒薬として用いることがある。

平清盛は後白河法皇に、この毒を盛られ高熱を出し死亡したとの説もある。


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