サカサツクミムシ

サカサ ツクミムシ

体を反転させた、サカサツクミムシ
体を反転させた、サカサツクミムシ

妄想生態記

腹部に「月光風増倍球」と呼ばれる独特な器官を複数持つ。
この器官は、月から降り注ぐ微弱な月光風を感じとります。
そして月夜の晩には体を裏返し「月光風増倍球」の感度を上げる姿が見られます。
サカサツクミムシは、月光風の流れを読み取り月光風の吹き溜まりを探します。
そこには、何らかのエネルギーが溜まっており、それを食物の一部として取り入れていると推測されます。
そのエネルギーに関しては、現在わかっていませんが、学者の間では「月の桂花の花弁」と呼ばれています。
多くの地域で、サカサツクミムシは「月の精霊」として語られています。特に満月の夜の姿は美しいとされますが、魅入られた者は月に拐われると言われ、これは子供の夜遊びを戒めるためと考えられています。

体を反転させた、サカサツクミムシ

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