アンニョウグモ モドキ

アンニョウグモ モドキ

妄想生態記

水辺に好んで巣を張る、アンニュウグモに擬態した蟲。
第1脚のように見える、太く発達した触角を持ち、臀部にある特殊な器官から銀色の糸を出す。

釈迦は極楽の蓮池からアンニョウグモと間違えて、この蟲の糸を地獄に垂らしてしまう。
糸が切れぶら下がっていたカンダタと、多くの罪人が再び地獄の底に落ちたのは、カンダタが無慈悲だったからでは無い。


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