大腸CT検査

大腸CT検査

今回、大腸CT検査という検査を受けてきました。
受けた結果、検診で再検査をするなら、大腸カメラをオススメします。
その理由と、どんな検査だったのかをお伝えします。

再検査のお知らせ

2023年4月に、大腸CTという検査を受けて来ました。
その時の経緯と、体験談を聞いてください。

2023年3月に行われた、毎年恒例の健康診断。
4月になり結果の通知が・・・。

あちゃー、D 2要再検査。
2日間おこなった検便のうち、二日目に潜血反応有り!

思い当たる事が・・・。
検査の10日ほど前に、排便時に痛みと共に血便が・・・。
2年に一度くらいの頻度であるんですよね。
検査前に治ったから大丈夫だと思ったんだけどなぁ。

気づけば50代も後半、年齢も年齢だから、良い機会だと思い再検査をしてみようか。

大腸CT検査の案内

しかし、ビビリで痛いことが大嫌いなオジサンです。
血圧測定のとなりで、血液検査のための採血。
それだけで、緊張して血圧180をマークする男です。
(ちなみに、自宅で測ると125〜130です。)

そんな中、再検査の封筒に、大腸CTのご案内が!
「体に負担の少ない、CT検査はいかが?」
これなら、私でも大丈夫では!!

さっそくネットで予約

昼休みにネットで予約手続き。
この段階では、仮予約となり、後日担当者から電話があるとのこと。
早速、翌日電話があり、検査日時が4月28日の13時30分に決定。
4月24日に詳細説明と、前日の検査前食を受け取りに、検査センターまで来てくださいとのこと。

説明日まで約一週間、なんとなく落ち着かない日々を過ごします・・・。

4月24日、詳細説明

検査センターには、「午後3時から4時30分に」との事でした。
ちなみに、来訪できない場合は、食事セットを郵送しますとのこと。
確認しなかったけれど、詳細説明も電話になるのだろうか?

幸い検査センターは、職場から徒歩圏内。
緊張しながら、3時ジャストに受付に!
名前と用件を伝え、5分ほど待つと看護師さんが、対応してくれました。

看護師さんからの説明は・・・

26日の就寝前に下剤を2錠服用。
前日の27日は、3食ともレトルトの検査前食とヤクルト程のバリュウムを服用。
22時までに、200ccの水に溶いた下剤を服用。
水分摂取量の制限はないけれど、きほん水かお茶。
28日の検査当日は、水しかダメ!
できるだけ排便をしてください。

当日28日は、検査開始時間の10分前までに受付を済ます事。
検査前に、血圧測定と医師による直腸の触診。
お尻から、ガスを入れてCTを撮る。
撮影自体は、10分ほどで終わる。

「あっ、それから撮影前に、お注射を一本。」
えっ、注射があるんですか?
「はい、腸の動きを鈍くするお注射です。」
腸の動き・・・。
「お尻に打ちます。」
お尻に・・・。
そんなの聞いてない、オジサン涙目です。

紹介状

「なんだかなぁ〜」と思ったのが、「紹介状を出す場合があるので、病院を探しておくように」とのこと。
大腸CTで、ポリープ等が見つかった場合、大腸カメラによる再再検査が必要、その病院は自分で探せと言われました。

検査前キット

検査前キット
左上の箱の中には、朝・昼・夕の小箱が入っていました

左上の箱に、3食のレトルトセットが入っています。

左下が、毎食後のバリュームです。
CTの撮影にバリュームが必要?と疑問に思ったのですが、これは患部を見るためではなく、食品にバリュームつけることにより、大腸に残ってしまった内容物を判別するためのようです。
食べた食品に、確実にバリュームをつけるため、食後15分以内に摂取する要、注意書きがありました。

右上の500ccのボトルが、繊維質たっぷりのドリンク、味は特になし。
昼食と夕食後に半分づつ飲む。

右下が、前日夜に飲む下剤。
50gの粉末で、200ccの水に溶いて飲む。

検査前食のお味

朝食の中華粥、これが一番キツかった。
美味しくない!
検査食に味は求めないけれど、噛まずに飲む。

昼は、カレーライス。
薄味、すごく薄味、薄味にも程がある・・・。
普通のレトルトカレーを水で4倍に薄めた感じ。

夕食は、親子丼。
これが一番美味しかった。
いや、美味しいわけではないけれど・・・。
で、最後に駄菓子屋の粉ジュースのような下剤を。
右側の四錠は、前日夜に飲んだ下剤です。通常二錠、予備二錠。

検査当日

28日、検査日当日。
緊張からか、朝5時前に目が覚め、10分ほど布団の中で、ゴロゴロ。
すると突然、お腹がゴロゴロ!

お腹の中に、トラが住み着いたようです!
「ゴロゴロ、ガウォ〜、ガウォ〜」

少し落ち着いたと思い水を飲むと、途端にトラが騒ぎ出します。
駄菓子屋の粉ジュースと馬鹿にした、下剤の威力恐るべし。

いつもより10分ほど遅れて出社。
デスクとトイレの往復を数回。

午後になり、ヨロヨロと検診センターに。
受付を済ますと、看護師による問診。
体調や、排便回数などを聞かれました。

その後、検査着とトランクス型の紙パンツを渡され、更衣室に。
パンツは、後ろが大きく開くようになっています。
前後を間違えないようにとの注意がありました。

診察室の前室に通され、血圧測定。
上が130越えと、緊張が正直に反映されます。

診察室におじいちゃん先生と、看護師さんが入室後、すぐ中に呼ばれます。
壁際の診察台に、壁の方を向き横になります。
そのまま足を抱え、胎児の姿勢に。

おじいちゃん先生から「触診します、ちょっと気持ち悪いよ〜」と声がかかります。
覚悟を決めていると、ものの3秒で「はい、大丈夫」
えっ、これで良いの・・・?

診察室の隣、検査室に案内されます。
検査技師さんが二人。
「CTのベットに仰向けで横になってください」
撮影は仰向けで1回、うつ伏せで1回、計2回と説明される。

「腸を膨らませるのにお尻からガスを入れます、苦しかったら言ってください」
「少し気持ち悪いですよ」と声がかかり、返事をする間もなくお尻にチューブが 挿入されます。
お腹に圧迫感を感じて、ガスが注入されたのがわかります。
少し苦しい感じがしますがしますが、我慢しました。

撮影が始まりますが、チューブは刺さったまま。
あ〜、おしりの触診はチューブ挿入に耐えられるかのチェックだったのかぁ〜。

CTのベットがスライドし、上部に付いている小さなモニターとマイクから、深呼吸の指示。
息を吐いた状態で、止めるように言われる。
5・4・3・2・1とモニターにカウントダウン。

次にうつ伏せになります。
チューブが刺さったままなので、動きづらい。
モニターの表示が見えないので、息を止めている時間が長く感じる。
子供の頃に買ってもらった、カエルのおもちゃを思い出す・・・。
無事撮影終了。

撮影後の説明と会計

「お腹に入りたガスは、吸収が早いので、すぐに楽になります」と言われ、万が一不調を感じるようであれば、連絡するようにとのこと。
「着替えて、受付待合室でお待ちください」そう言われて、ホッとする。

着替えて受付に戻ると、すぐに名前を呼ばれました。
今回の検査費用は、10,120円。
事前に、10,000円ほどの費用がかかるとの説明があったのですが、食費が3,000円。
あの食事にこの金額なら、いっそ検査前日は絶食したいです。

検査を受けて・・・。

最初に書きましたが、個人的にこの検査は正直オススメしません。
臆病な私は、体に負担が少ないとの案内で、再検査に大腸CT検査を選びましたが、ポリープなどが見つかった場合、再再検査に大腸カメラ検査が必要になります。
私と同じ、50代後半の人に確認すると、かなりの確率でポリープ持ちが多いです。
異常なしの診断が出ても、CTでは5mm以下のポリープなどは、発見できないようです。
少し体に負担があっても、一回の検査で病理検査まで出来るカメラをオススメします。

検査の結果は通常3週間ほど後、職場に送られてくるそうです。
今回は、ゴールデンウィークを挟むので、4週間ほどお待ちくださいと言われました。
2023年5月15日現在まだ出ていません。

検査の結果次第では、大腸カメラの体験談もアップすることになるかもしれません。
とほほ・・・。
何はともあれ、暴飲暴食に気をつけ、しっかり日々を過ごしたいです。

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