パワーフィルターとオイルシール

走行距離 35,400Km

2022年秋に、キャブレターをPC16からPC20に交換すると、トルクアップを実感しました。
人間欲が出てくるもの、ドリブンスプロケットを上げてみようか・・・。
燃費と最高速がアップするのでは?
現状のドライブ16丁でドリブン37丁、これをドリブン35丁に!

失敗です。
4速で、速度60Kmでのエンジン回転数は、確かに低くなりました。
しかし、そこまで持っていくのに、2速と3速でフルスロットル状態。
国道で車の流れに乗るのに苦労します。
おまけに、燃費も54Km/Lから50Km/Lに下がりました。

パワーフィルター

そこで、ドリブンスプロケット35丁にもどし、前から気になっていた、ノーマルエアーフィルターをパワーフィルターに交換します。
これで、PC20キャブレターの性能が引き出せるのでは!
今回、あわせてメインジェット、オイルシールも交換です。

左から メインジェットとパイロットジェット オイルシール(ギアシフト用) パワーフィルター

ノーマルフィルターとPC20のキャブレター。
口径が合わないので、間にアタッチメントが、かましてあります。

エアクリーナーとアタッチメントを外しました。
空気の流量が増えることで、混合比が薄くならないように、メインジェットを85番から95番に変更。

あとは、パワーフィルターをキャブレターに取り付け、緩みどめのバンドを締めれば終わりです。
キャブレターを外すのが面倒なくらいで、いたって簡単な作業です。

オイルシールは、マイナスの精密ドライバーを差し込んだ途端、モロモロとくずれオイルが溢れ出します。
濃いタールのようになったゴムを、小さなマイナスドライバーをヘラのように使い、削ぎ落とします。
オイルシールの芯、アルミの薄いリングが出てきたので、ラジオペンチで摘んで引っ張ると、ズルッと外れました。
あとは、新しいシールを取り付けて完了。

タペットキャップの、Oリングも交換しました。
Oリングは断面が四角く、ゴムとは思えないほど硬化。
ゴム系パーツ、これからあちこち不具合が出てくるのかなぁ・・・。

インプレッション

グッとトルクがアップしまして、乗りやすくなりました。
大きなシールドにあたる迎風にも負けず、力強く走ってくれます。
ただし・・・。
音がうるさい!
アクセルをゆっくりと、開ける時は良いのですが、急加速が欲しい時、一気にアクセルを開放すると、登校中の小学生が振り返るほどの音が出ます。
また、アクセル全開にすると、エンジンが2回ほど咳き込みます。
そして、燃費も気になるところ。
最低でも50Km/Lは、キープしたいところです。

とりあえず、1,000Kmぐらい走ってみます。
対策は、その後で・・・。

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